令和2年度大分県スポーツ少年団指導者・スタッフ研修会並びに令和2年度日本スポーツ少年団顕彰・表彰楯伝達式を大分県医師会館で開催しました。
まず、令和2年度日本スポーツ少年団顕彰・表彰楯伝達式を行いました。
顕彰制度とは、永年にわたりスポーツ少年団の発展に貢献し、特に顕著な功績のある市区町村スポーツ少年団を、また永年にわたりスポーツ少年団の指導・育成に貢献し、特に顕著な功績のある登録指導者に対し、日本スポーツ少年団が表彰するものです。
今年度は、
団体表彰 国東市スポーツ少年団本部
指導者表彰 諸田 義信 様(大分中央陸上スポーツ少年団)
が受賞されました。
続いて令和2年度大分県スポーツ少年団指導者・スタッフ研修会を行いました。
本研修会は、令和2年4月1日から施行された大分県スポーツ少年団登録規定に基づき、スポーツ少年団指導者登録を行うために義務づけられた更新研修会です。
本研修会では、大分県人権問題講師団のマックビーン光子先生を講師としてお招きし、「子どもたちの力を引き出す指導について ~暴力等のハラスメントのないスポーツ指導をめざして~」の演題でご講演をいただきました。
マックビーン先生のご講演では
・子どもに自己肯定感、自己効力感を感じさせるためにはどのようにして子どもと接するか
・子どもに対してあたたかい言葉をかけて、自他尊重のコミュニケーションを取ること
・物事の受け止め方、視点を変え、「アラ探し」ではなく「良いとこ探し」を行う方法
などの内容について参加者にご示唆いただきました。
スポーツを通して子どもと接するスポーツ少年団指導者の皆様にとって大変有意義な講義となり、子どもたちのよりよいスポーツ環境の整備につながる研修会となりました。